こんにちは!NANA(@NANA_CEBU_HR)です。
さて、今回は【海外転出届】についてです。
長期留学(6カ月~1年以上)では海外転出届を提出することをオススメします。
提出の条件やどんなことがあるのかを簡単に紹介していきます。
海外転出届とは
海外移住や長期滞在する時に提出する書類を海外転出届といいます。
簡単にいうと、日本に長期間住まないので住民票を一時的に抜くことを市区町村に伝えるための資料です。
海外転出届を提出するとどうなる?
下記の課税がなくなります。
1.住民税
2.国民年金
3.健康保険
<住民税について>
すぐに支払いがなくなるわけではありません。
1月1日に日本に住民票があるかないかで課税が決まります。
住民税は、1年間(1月から12月まで)の所得をもとに計算され、翌年の6月から納付がスタートするものだからです。

Nanaは2020年1月1日時点で日本に住民票がない予定なので2020年6月からの住民税の課税はありませんが、2020年5月までは住民税を支払う義務があります。
『渡航中の納付はどうやってやるの?』
私の住んでいる役所では、一緒に住んでいる家族に納付を依頼してほしいと言われたのですが、さすがに私も25歳の大人なので個人口座から振替をしてほしいとお願いしたら即日に資料を送ってくれました。
もし困ったら各役所の税務課へ連絡をしてみてくださいね。
<国民年金について>
海外転出届を提出すると自動的に課税がなくなります。
任意で加入することを可能です。
デメリットは国民年金の支給額が減ってしまうことです。
そんなことどうでもいいんじゃい!という方は気にしなくていいかと思います。
わたしなんて将来もらえるかすら定かではない年代なので(笑)
<健康保険について>
健康保険も海外転出届を提出すると自動的に課税がなくなります。
任意で加入することを可能です。
クレジットカードや個人で海外保険に加入されるかと思いますのでそちらで補う事ができます。
受理される条件や必要書類は?
受理期間:渡航の14日前からが目安。
滞在期間:1年以上。6ヵ月の留学でも、1年くらいって伝えるのが良さそうです。
必要書類:①マイナンバーカード(通知書)②身分証明書
まとめ
長期間海外に行く場合は転出届を提出するといままで課税されていたものの支払いが必要なくなるので少しでも滞在中の負担を減らすことができます。
もちろん任意で加入することも可能なので詳しくはお住まいの市区町村に聞いてみてください。
そのときは、必ず『1年くらい海外に行く』の一言を忘れないでくださいね。
ちなみに私は渡航20日前に提出しましたが何も言われずすんなりと受理してくれました。しかも滞在期間も聞かれませんでした。すごく準備していったのに!!つくづく良い街に住んでいるなあと感じました。(笑)